【初夏】華やぐ12月、キャンベラで唯一無二の香りと煌めき”薔薇”をまとう恍惚感

真夏のクリスマスを迎えるオーストラリア。11月からすでに巨大なクリスマスツリーが中心街に鎮座し、クリスマスディスプレイやマーケットですっかりクリスマスモードの華やかさをみせています。そんなワクワクする時期に、自然と調和しながらも一際煌めきを放つスポットが、首都キャンベラに存在します。
今が美しさのピーク、初夏のキャンベラでぜひ訪れていただきたいのは、とっておきのローズガーデン。
プレゼントシーズン、ちょっと一休みして、ダイヤモンドのような煌めきに甘美な香り、その場を離れても長く続く深みのある余韻で、心満たされるキャンベラの美しい庭園に、一度足を運んでみてはいかがでしょう。
Old Parliament House
ローズガーデンどこにある?

そこはまさに、優雅な香りに誘われて迷い込む、シークレットガーデン。


オーストラリアならでは、クリスマスシーズンに楽しめる個性豊かなジュエリーの舞台、何百種ものローズが集結するのは、キャンベラのOld Parliament House 旧国会議事堂を囲むローズガーデンです。
旧国会議事堂の庭園内、東西のローズガーデン、また北にあたる旧国会議事堂前にもナショナルローズガーデンがあります。

この辺り、GPSでローズガーデンを検索すると大量のローズガーデンが出てきて困惑するかもしれません。ただ、おすすめは朝の7時に開園する旧国会議事堂東西のローズガーデン。両方ご覧になってみてください。
ボランティアの方々とバラのエネルギーの共鳴

夏に入ったばかり、まだ風は少し冷たいキャンベラ。ふわっと吹き抜けるひんやりした薔薇の香水をまとう空気は、肌に触れるだけで、ラグジュアリーな気分に浸れます。


2021年12月から2022年1月にかけては、NCAボードメンバーやボランティアの方々によって、それぞれの薔薇に、名前や種類が記載された銘板が新たに設置されました。

お好みの薔薇があれば、メモをとって今後の参考に♡なんていう楽しみ方も素敵ですね。

薔薇園の所々に設置されるベンチでは、木漏れ日の下、ローズが充満するこの癒し空間で、読書を楽しむ方も。そんな最高の一人時間が、街の中心で叶ってしまうのもキャンベラの魅力ではないでしょうか。

ガーデニング初心者におすすめの薔薇

約2年前に育て始めた、我が家の薔薇、FLOWER CARPET GROUND COVER ROSESも満開です。オーストラリアの大手ホームセンター、Bunnings Warehouseで苗を購入しました。
日本では、グラウンドカバーローズ/フラワーカーペットローズなどと呼ばれているようです。
現在育てているのは、ビビッドなピンクが可愛いFLOWER CARPET PINKと、クラシックで形もエレガントなFLOWER CARPET SCARLETです。


ピンクの方は、固めてゴージャスにしたかったので苗を8株マスにして、赤は4株横並びで植えています。
どちらもそれぞれの良さがあります。キャンベラの乾燥した気候に適しており、お手入れもかなりてきとーですが、すくすく育っています。薔薇といえども、耐病性に優れているというのが特徴です。
2年をピークに大きくなり、植え方は、40cm幅を開けて植えるようにと、Bunningsの注意書きにあったのでそれに従って植えました。すると、現在は40cm以上ちょうど隣同士が重なる程度までに成長しています。
キャンベラの真冬以外、春から秋にかけて毎年花をつけ、長く楽しめるのも魅力的。

切り花にしてからも、一週間以上は美しさを保ってくれます。上のスカーレットは、一週間程、家を留守にし帰ってきた時の状態ですが、水も変えていないのにまだその美貌を保持していることに驚きました。←ここまでくると触った瞬間、ハラリと花が落ちてしまうこともあるのでご注意を。

カーペットフラワーの唯一の欠点は、香りが全くしないこと。無香性なんです。
ただこうして、我が家のテーブルフラワーとしても度々、活躍する薔薇は、食卓の邪魔をしないので無臭であることが逆に嬉しかったりも♡
切り花にする際も、あちこちに、たくさん花をつけるので剪定感覚で、罪悪感なくカットできます。
お手入れ簡単、その美しさから、お庭があれば今すぐにでも植えたいカーペットローズ、おすすめです♡
以上、キャンベラのローズガーデンと、簡単に育てられる美しい薔薇情報でした。
今が見頃の華やかな薔薇に癒される素敵なお時間をお過ごしください。
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