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【THE GHAN】オーストラリア豪華大陸縦断鉄道の旅2022

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世界の車窓からこんにちは。

( ミ・ファッ・ソ・ラッ・ファ・ラ〜ソ・ファ〜・ド〜⤴︎ファ〜〜〜〜⤵︎・ファ〜ミ・レ〜ミ〜⤵︎♬ x2)

↑「世界の車窓から」のテーマ流してください

ゆったりと過ぎゆく真っ赤に広がる大地を横に、純白クロスの敷かれたテーブル、ワイン片手にコース料理を楽しみながら、今日出会ったばかりのオーストラリア人とともに、旅の思い出話に花を咲かせる、

そんな贅沢なときを過ごせるのは、オーストラリアの大陸縦断鉄道THE GHAN ザ・ガン

2022年7月、私たち夫婦はこのTHE GHANを知り、幸運にも旅の一週間前に急遽空きを見つけ、アデレードからアリススプリングス、ダーウィンまで行く豪華寝台列車の旅に乗るゴールデンチケットを手に入れました。

一歩足を踏み入れたその先には、私の知っている”車両”ではなく、古き良き時代にタイムスリップした、優雅で旅好きな大人の集う、秘密の小箱がありました。

一生に一度は体験したい、豪華寝台列車、オーストラリアの美しい大地を巡る旅、これから一緒に小箱の鍵を開けて、覗いてみたいと思います。

オーストラリアらしい大自然と、人を紡ぐ、魅力あふれるTHE GHANの旅の始まりです。

THE GHANとは

THE GHANの歴史

150年以上も前、レッドセンターと呼ばれるオーストラリア内陸の砂漠地帯で、「アフガン/ガン」と呼ばれる、アフガニスタン出身を含む多くの労働者によって、大陸運搬鉄道の建設が始まりました。

アフガニスタンから輸入されたラクダに乗り、移動を重ね、ついに完成した運搬列車は当初、「The Afghan Express」と呼ばれていたそうです。その後、距離の延長、改良を重ね、2004年には、念願の旅客列車として新たな歴史を刻んでいます。

そんなTHE GHANのアイコンは、開拓者であるラクダに乗ったアフガニスタン人となっています。アデレードから、ダーウィンをつなぐ1420kmを、平均時速85km/h(最速時で115km/h)で走る、南北長距離旅客列車は、彼らの多大なる貢献によって今に至るというわけです。

THE GHANの部屋

サービスクラス一般概要

列車の長さは、平均で774m。 寝台車両の平均的なベッド保有数は、プラチナムが25床ゴールドが258床。2022年現在、ゴールドの部屋は、シングル、ツイン、スーペリア特別室に分かれています。

2008年に新たにできたプラチナムは、ツイン部屋二人用でもベッドが隣同士にセッティングできるようになっています。ゴールドツインとゴールドスーペリアに関しては、扉を開けると、二段ベッド式になります。

ゴールドとプラチナムでそれぞれ利用するダイニングエリアとラウンジが分かれています。ゴールドはクラシックなスタイル、プラチナムはモダンでスタイリッシュなスタイルになっています。

お食事に関しては、ゴールドとプラチナムで提供されるものは90%以上は同じだと、他の旅客者から聞きましたが、正直なところどのくらい違うのかはわかりません。ただ、オールインクルーシブの飲み物に関しては、プラチナムになると、ゴールドにはないシャンパンが含まれるようです。

ゴールドスーペリア特別室の実際

部屋の広さが快適

ここからは、私たちが実際に利用した、ゴールドクラス、スーペリア特別室についてお伝えします。私たちが直前にサイト検索したところ、内装のわかる情報がなかなか見つけられなかったので、お写真多めに掲載していきます。

一つの車両に一部屋しかないゴールドスーペリアは、何年も前から予約が必要なプラチナム同様、予約が最も困難と言われている部屋の一つだそうです。スペースは二人部屋の中では最も広くなります。

充実したアメニティ

紅茶などのアメニティに湯沸かし器、テレビ、ワインやビールなどの飲み物が用意された冷蔵庫があります。

バスタオルやフェイスタオルはもちろん、ハンガーやドライヤーもついています。シャワー室にはシャンプー類が一式揃っています。

金庫もあります。お部屋は、内側から鍵をかけることはできますが、一旦外に出ると鍵をかけることはできません。

気になるトイレ・シャワールーム

トイレ・シャワールームは、想像していたよりは、十分な広さがありました。シャワールームはカーテンで仕切り、気分的にトイレと区切ることができます。イメージとしては、機内のお手洗いx2個分よりはもう少しあるかなといった大きさ。ちなみに、見せていただいたゴールドツインの部屋についているシャワールームはこのさらに半分程の広さでした。

夜は二段ベッドに

夕食を摂っている間に、ホテルのような消灯サービスが入ります。ベッドが準備され、フルーツやチョコレートが置かれていきます。担当のコンシェルジュは、さらに好みのワインをいくつか準備してくださいました。

クローゼットの中に、二段ベッドのはしごがあり、それで上がる仕組みです。

どっちが下で寝るかは、これはもう早いもの勝ちです。

二段ベッドは怖いという方は、カップルで、シャワー・トイレは共同ですが、ゴールドのシングルを二部屋取って迎え合わせに利用しているご夫婦も多く見かけました。または、早めにプラチナムのお部屋をご予約するのが良いでしょう。

ちなみに、毎日、朝食に出ている間にベッドメイキングしていただけます。

荷物はどのくらいもっていく?

クラスによって持ち込める荷物の量が変わるのでご自身で制限を確認する必要があります。列車内2泊3日の私一人の荷物はがんばってこのキャリーケースとボストンバッグ一つにまとめました。夫はキャリーケース1個持参。この他に、7泊用のスーツケースがありますが、預かり荷物として、最初に預け、最終到着地点で受け取ることができます。途中で取り出すことはできません。

ちなみに7月は、オーストラリアの冬、出発場所のアデレードは、最低気温10℃以下、最初の地点MARLAの朝方も5℃以下になると聞いていたので、冬服を少し。さらに、北に進み第二の到着地点アリススプリングスまで行くと、ベストシーズンといわれる日中は30℃近くまで上がるため夏服を用意する必要がありました。

2022年現在、車内は常時22℃設定されています。その気温に合わせ、食事の際に着るワンピースなども用意しました。

DAY1:MARLA マーラ

アデレードから出発です。私たちは、前日にキャンベラから飛行機でアデレードまで行き、一泊してから翌日お昼前の集合時間に駅へ向かいました。チェックイン時、スーツケースを預けた後は、早速スパークリングワインでお出迎えしていただきました。

乗車後は、担当のコンシェルジュから、部屋の説明と食事の時間が伝えられ、オフトレイン/オプショナルツアーの希望を聞かれます。ツアーに関しては、事前に電話予約は受け付けていませんでした。

一日目の食事

ラウンジバー・インクルーシブメニュー

ランチ前になると、ラウンジに人が集まり、バーで飲み物やスナックを受け取り、他の乗客と団欒し、時間になると、スタッフから声がかかります。

ランチ

早速、1時にランチがありました。

席は全て4人掛けで、他の乗客と一緒にお食事することになります。

ラウンジでお声かけていただいたオーストラリア出身のご夫妻と一緒にお食事しました。旅の話からオーストラリアの歴史まで、楽しませていただきました。

素敵なレストランが一軒すぽっと抜かれて、車両に埋め込まれたような、雰囲気もお料理も大満足の空間でした。

ディナー

食事時間は基本的に、二部制に分かれており、私たちは6時半からでした。乗客の年齢層は、50代以上、リタイア前後のオーストラリア人が大半でした。ただ、この日の夜のお食事は、中国出身の大学院生の一人旅の方とご一緒しました。彼女は20代かと思われますが、この車両の中では最も私と年齢が近く、意気投合しました。←へへ、オバサンちょっと嬉しい

前菜、メイン、デザートから一つずつ好きなものを選びます。夫の選んだ前菜やメインも含めてご紹介しています。夕食後は、ラウンジに寄って、みんなで晩酌を楽しみました。

MARLAで迎える特別な朝

翌朝の6時半ごろに呼びかけがあります。

外に出た途端、眼球いっぱいに広がったのは、キャンプファイヤーの炎から伸びる壮大な赤のグラデーション。

これまで感じたことのない神々しい威厳、刻々と変わるグラデーションとそれに応える大地の表情に、胸の高鳴りが止まりません。

計り知れない可能性と美を秘める雄大なパノラマを前に、あぁ、私が存在するのは、同じミルキウェイに並ぶ4000億もの銀河系の一つを巡る、小粒に過ぎないのだ、と悩みも全て吹き飛んでいきました。

なんだか晴々しい気持ちで、キャンプファイヤーのそば、朝のコーヒーをいただきながら迎える最高の朝。この朝焼けは絶対にこの土地で、実際に眺めていただきたいです。

DAY2:ALICE SPRINGS アリススプリングス

MARLAで下車し、素敵な一日のスタートを切った後は、二度寝もありです。←早速閉じるな

ここからアリススプリングスまで向かいます。

バケーションなので、Wine in Bedを楽しむのもありです♬

二日目の食事

ブランチ

2日目のブランチは、10時から午後1時の間で好きな時間に向かいます。

こちらのお食事の良いところは、お味の良さはもちろん、ヴィーガンやベジタリアンミールも準備され、選択肢が揃っているということ。

ブランチ後は、アリススプリングスで一旦下車し、そこで数日滞在する乗客もいました。また、そこで滞在を終え、午後のツアーから参加して乗車するというパターンもありました。

オンライン予約した私たちは、そんなオプションがあるとは知りませんでしたが、アリススプリングスに数日滞在するのも、素敵です。その際は、オンラインでなく、電話予約または、ツアー会社を通して予約する必要があります。

ディナー

ブランチの後は、アリススプリングスに到着し、後述するツアーへ参加します。その後のディナーを先にご紹介。

前菜には、ワニの餃子という選択肢もありました。私は鴨肉にしましたが。

このとき出会ったオーストラリア出身のご夫妻。多言語を操る旅好きの彼らの話は、本当に面白くて、ディナーの時間だけでも映画を4、5本観せてもらったような気分になりました。

ご婦人、マーガレットからは翌日、「あなたに渡したくて」と、手作りのくまさんをいただきました。

旅のお守りに、一生大切にします♡こうした、素敵な出会いがあるのも、THE GHANの魅力です。

ツアー:SIMPSONS GAP DISCOVERY WALK

ツアーは、私たちの参加したDiscovery Walk以外に、ラクダに乗るものも人気でした。夫も私もそれぞれラクダ経験ありのためパスしましたが、後ほど聞いた乗客からの感想としては、「45分ラクダに乗ってものすごくお尻が痛くて大変だったよ〜。」と笑。

もうひとつ気になっていたのが、追加料金で参加できるヘリコプターツアー。ただ、あの有名なウルル(エアーズロック)は、車で約6時間ほど離れた場所にあり、ツアーには含まれておらずヘリコプターでも見えないということでした。20分程このSimsons Gapの上空を飛行するのが、THE GHANのツアーで申し込めるタイプになるそうです。

でもこちらのSimpsons Gapのウォーキングツアーは、大満足でした。

西マクドネル山脈の中でも特に激しい、この峡間を一目見ようと観光客が後を絶たないというのも納得です。

面白いものを探るようにスッ〜と覗き込んでくる風に、耳を澄ますと聞こえてくるのは跳ねてみせる魚の音。ここに佇んでいるだけで響きわたってくる、癒しのエレメンツを全身で感じました。

こうして後から写真をみると、私なんて、ラズベリーに生える毛のような感じですが。フォーカスすると、ちょっとそこのちょこんと出ているもの邪魔、っていう。

他ではなかなか見られない植物や、ロックワラビーも生息し、先住民のスピリチュアルな土地としても知られています。

大地の生命を肌で感じる、とてもリフレッシュできたウォーキングツアーでした。

DAY3:KATHERINE キャサリン

アリススプリングスを後にし、さらに北のダーウィンへ向けて出発しました。ダーウィンの手前、キャサリンで下車しツアーが入ります。

三日目の食事

ブレッキー

最後の日は、朝食後に、ツアー、その後ランチがあり、ダーウィンへ到着という日程でした。

ランチ

ツアー後の最後のお食事では、私たち夫婦の結婚記念5年をお祝いして、レストランにてケーキを用意してくださいました。感動♡

コンシェルジュからは、タイミングよくお部屋にワインのお届けもありました。心和むおもてなしに本当に感謝しています。

ツアー:NITMILUK GORGE CRUISE

ツアーには、二種類のクルーズが含まれており、悩みましたが、軽いウォーキングも含まれるNITMILUK GORGE CRUISEにしました。

ニトミルク国立公園、絶景の峡谷をキャサリン川にゆられ巡るツアー。ディズニーの乗り物のリアルバージョンみたいと、興奮ぎみに自然を満喫しました。←幼稚

自然の織りなす造形美を眺めながらここで生息するワニは、きっとエレガントに違いないと、船長が指差す先の、控えめで落ち着いたワニを見ながら思うのでした。

ちなみに、このとき使用していたヘレンカミンスキーのサンバイザーが、風に吹かれてもしっかり額に固定されて、カジュアル観光クルーズに使用し大正解でした。

まとめ

オーストラリアの大自然に癒され、人と人との繋がりに感謝する、THE GHANの旅。

旅好きの大人が集まる場所でもありました。

旅が終わる頃には、なんだかまた一つ成長したような、いくつになってもそう感じさせてくれる空間が、この小箱には用意されているのかもしれません。なんども鍵を開け、覗いてみたくなる、一生の宝物になることは、間違いないでしょう。

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