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【ヤラバレー】写真好きと美食家に贈る夏のおすすめワイナリー5選

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オーストラリアの壮大な景観に囲まれながら、美味しい食事とヤラバレーこだわりのワインをいただく。心身ともに満たされる、そんな開放的で贅沢な時間、そろそろ恋しくなっていませんか。

ツアーではなく、個人旅行で行った、ヤラバレーの最新おすすめワイナリーをご紹介します。

ヤラバレーの大自然で、情熱をもった醸造家たちに大切に育てられた、とっておきのワインから、お好みの一本を探す旅、またローカルの人々の温かさに触れる旅のヒントにしていただければ幸いです。

ワインに関しては、アカデミーデュヴァン青山校と銀座校に通い、海外在住の今も趣味程度に嗜む毎日。そんな私が、2022年のお正月にかけて3日間滞在した際の現地からの情報になります。

ヤラバレーの場所

ヤラバレーは、VIC州メルボルン中心地から北東に車で1時間ほどのところに位置するオーストラリアを代表するワイン産地です。

ブルゴーニュ品種、なかでも高品質で評価の高いピノ・ノワールを産する冷涼な気候の地域。メルボルン近郊に伺う際は、立ち寄りたいワイナリーやランチスポットが溢れており、必見です。

キャンベラからは車で6時間半、飛行機の場合は、1時間強でメルボルン空港に到着し、そこからレンタカー、またはツアーに参加して行くことになります。

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個人でワイナリー巡りする場合の計画表

気になる場所をリスト化

マインドマップでもなんでも良いのですが、①から順に、とりあえず気になるところを書き出します。今回行けなくても、次回の参考になるため残しておくと便利ですよ。

観光地に関しては、ヤラバレーからやや離れていますが、メルボルンに向かう途中で寄りたいところをピックアップしました。

クリスマスやボクシングデー、平常時でも月曜・火曜は休館、というワイナリーも多く、旅プランに合わせ、事前予約可能なワイナリーやレストランをリストから選んで伺いました。

テイスティングの時間配分

それぞれのワイナリーは、車で数分〜20分程の距離間のため、ランチ以外は、テイスティング時間を1時間、移動時間を30分と余裕をもって設定し、テイスティングの予約をしました。これで、ちょうどよかったです。

▶️ヤラバレーのおすすめホテルChateau Yering Hotelレビューはこちら

ヤラバレーの一番人気CHANDON

シャンパン最大手LVMHの豪州支部は雰囲気最高

製法は本家フランスと同じですが、シャンパーニュを再現するのではなく、土地の個性を生かし、オーストラリアで最高のスパークリングワインを造ることをモットーとしています。

ヤラバレーでも観光客に最も人気のワイナリーです。有名なだけあり、商業的な感じかと思い、正直あまり期待していませんでしたが、こちらは訪れる価値ありです!この空間にいるだけで、最っ高の気分。グラスをもって芝生を歩いたり、小さなお子様も設置されている遊具で楽しそうに遊んでいたりと、まさにパラダイスな雰囲気のワイナリーです。とにかく、テンションが上がります。

個人で行く場合、ネット上で予約がいっぱいでも諦めず、一度電話をしてみることをお勧めします。レストランもテイスティングもスムーズに希望日程で予約が取れました。対応や手際の良さも、さすが大手です。

CHANDONおすすめテイスティングワイン

テイスティングやピクニックのできる芝生エリアは、小さなお子様のいるご家族やグループに大人気でした。ただ、パラソル下でもほぼ日陰がないため、この時期の日差しが気になる方は、室内または私たちの利用したテラスエリアが良さそうです。

ツアーではない、個人のテイスティングに関しては、以下の4種類のコース(3グラスずつ)があります。

テイスティングコースメニュー

被っているものもありますが、私たちはせっかくなので全種テイスティングしてきました。一番、よかったのは、「A VINTAGE DISCOVERY 」。こちらのWinemaker’s Selection Rose 2013と、Late Disgorged 2008 が、気に入りました。

次によかったのが、デザートワイン三種が楽しめる「CELEBRATING DIVERSITY」。こちらのコースでは、夏に一押しで大人気のChandon Garden Spritzが味わえます。

また、オーストラリアらしい赤のスパークリングのテイスティングもこちらについてきます。ピノ・ノワールとシラーズのスパークリングという、オーストラリアならではのブレンドになります。

CHANDONの美味しいランチ

テイスティングエリアに併設するレストラン。こちらでも同じテイスティングが行えますが、お時間があればテイスティングは、より開放的な外のエリアで、お食事はレストランに移動するのがおすすめです。

こちらでは、テイスティングにはなかったワインをそれぞれ愉しみました。お食事の写真は一部になりますが、コース料理で好きなものを選びます。皮のパリっとした白身魚からチキンのグリルまでどれもとっても美味しくて、大満足♡

CHANDONお土産におすすめワイン

CHANDON GARDEN SPRITZ AU$32

ネーブルとブラッドオレンジにハーブが香るデザートワイン

アーティシャルではない自然なオレンジの爽やかな味わいとビターな甘みが、まさにこの時期のCHANDONワイナリーの雰囲気にぴったりでした。しっかり冷やして少量ずつ、またはCHANDONで提供されたように、少量の氷と一緒に、夏のパーティーでオレンジスライスを添えてウェルカムドリンク、または食後のデザートワインなんかに取り入れたら素敵です。

こちらは、Dan Murphy’sでも購入できますが、時期によっては完売していることも。飲みやすく、ワインの苦手な方にも喜ばれそうな気がします。ぜひ、甘い系がお好きな方に。

CHANDON WINE MAKER’S SELECTION ROSE 2013 AU$52

夫婦揃って一番気に入ったのが、こちら。淡いピーチカラーで、ピンクグレープフルーツの爽やかなアロマと華やかなフローラルの香りが特徴です。

今回テイスティングしたその他のロゼ2種、VINTAGE BRUT ROSEやANCESTRALE ROSEと比較すると、香りや余韻に複雑性も感じられ、よりふくよかで飲みごたえもあり。とはいえ、全く重たすぎることもないため、サーモンやポークなど幅広くお料理とのマリアージュも楽しめそう。ちなみに我が家では、自家製スモークサーモンと一緒に開けましたが最高でした。

CHANDON SPARKLING PINOT SHIRAZ AU$35

オーストラリアならではの赤のスパークリングワインは、他のワイナリーでのテイスティングも含めこれまで全く好きなものに出会えませんでした。ただ、こちらのものは日本へのお土産に持っていきたいと思うほど美味しかったです。 ”ちょっとエレガントなサングリア” のようです。こちらも、しっかり冷やしてどうぞ♡

軽食やランチにも、この雰囲気を味わいに再訪したい!

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ヤラバレーの自然を満喫Helen & Joey Estate

2011年創業のパワー溢れるワイナリー

オーナーのHelen Xu氏は、元ネスレのQAマネジャー、現在オーストラリアでワイナリー経営しながら、上海でもご主人Joey氏と共にビジネスに携わる敏腕女性経営者。

強さ、パワー、エレガンスを象徴するユニコーンが、ワイナリーのロゴになっているのも、彼女から溢れるワインメーカーとしての自信を感じます。

自然と融合するフォトジェニックな空間

おすすめポイントは、お天気のいい日にぜひ全身で感じていただきたい壮大な景観と清らかな風。全身に行き渡る新鮮な空気で、しばらく滞在したあとは、心まで浄化されたような気持ちよさだけが残ります。

ユニコーンのオブジェには、多くの方が乗って写真撮影していました。そんなユニコーンの一角はさておき、他はとってもお洒落で、ついついカメラに納めたくなる要素が溢れているのもMUST VISITポイントです。カフェもあり、コーヒーを楽しむ方もいらっしゃいました。

HELEN&JOEYおすすめロゼワイン

HELEN & JOEY ESTATE Inara Rose 2019 AU$28

ロゼはこちらのスティルと、スパークリングタイプを両方テイスティングしましたが、こちらの非発泡タイプが好みでした。苺やラズベリーの甘い赤系果実がふわっと香る、メルロー主体の辛口ロゼ。こちらが今回のテイスティングで、私の気に入った一種。Dan Murphy’sでも購入可能なため、気になる方はぜひ。

アメリカや日本など海外にも進出しているヘレン&ジョーイのワインですが、7種のテイスティングの感想としては、良い意味で、印象に残らないというのが印象的。ワイン単独というよりは、主張しすぎないところを生かして、風味に意識を集中させて、どのようなお食事に合わせようか考えながらテイスティングすると楽しいかもしれません。

こちらは朝一がおすすめ。その後、車で6分のCHANDONでランチはいかがでしょう。

国内外から人気の大手De Bortoli

国内外で高評価、国内最大級規模の家族経営ワイナリー

貴腐ワインNoble Oneで広く世に知れ渡り、人気を誇るワイナリー。各地に自社畑とセラーがあり、ヤラバレーにはレストランも隣接、VIC州北の方には宿泊施設もあります。CHANDON同様、人気のため、ツアーに組み込まれることも多い大手ワイナリーです。

周囲にはピクニックが楽しめるテーブルや芝生が広がり、とっても気持ちの良いエリア。ただ、セラーは、もう少し広く明るい空間をイメージしていたためか、綺麗だけれど、閉鎖的でこじんまりとした印象でした。

カウンターに着席し、何名かのスタッフがまわりながら、リストの順に、説明とともに注いでいくスタイルです。テイスティングは、4種のコースから、予約時に希望を伝えます。

私たちは、「PREMIUM WINE TASTING」を選びました。30分ほどでさらっと終了したテイスティングですが、お味は、結構どれも美味しくて、デイリーワインを中心に購入しました。

DeBORTOLIおすすめワイン

De BORTOLI Yarra Valley Single Vineyard A5 Chardonnay 2018 AU$52

ヤラバレーの中でも特に優れたテロワールで栽培されるシングルヴィニヤードのシャルドネです。A5って…和牛でなく、区画の名前です。1976年に植えられた創業初期からのブドウ樹のみで、収穫は手作業で丁寧に造られるワイン。高評価の2018年。同じ年代ものがあるかはわかりませんが、Dan Murphy’sでも取り扱いがあるようですので、残っていたらぜひ♡

De BORTOLI Yarra Valley Single Vineyrd A8 Syrah 2018 AU$52

1971年に植えられたブドウ樹のシングルヴィニヤードのシラー。ハンターバレーのシラーズと比較すると、冷涼な地域ということもあり果実味が際立つことなく、まろやかな酸味と、ほのかなペッパー感がバランスのよいシラー。シルキーで上品なミディアムボディです。

こちらを繊細で優しい母とするならば、ハンターバレーのシラーズは力強い父といった感じ。←古いか。ラムとシラーズの王道のマリアージュでいくと、個人的には胡椒たっぷりラムチョップは、ハンターバレーのシラーズ、ラムシャンクはヤラバレーのシラーと合わせたい。

De BORTOLI Noble One Botrytis Semillon 2011 AU$65

ここへ来たらやはり、貴腐ワインNoble Oneだけでも購入したいところ。お味はもちろん、コスパも良いです♡上品な甘味のあとに漂う酸味とのバランスが最高で、今後もリピートしたくなる余韻が残ります。2011年だけでなく、今度は他の年代も試してみたいところ。

小規模の魅力ここにありYileena Park

また訪れたくなる小規模家族経営ワイナリー

グーグルマップから検索して見つけました。燻製肉などのコールドカットプレートも味わえるということで、選んだ小規模家族経営ワイナリー。大正解でした♡

1992年に土地を購入したあと、ご夫婦でワインを学び、専門家の助言なども受けながら1998年にワイナリー創設という、なんだか夢のあるご夫婦のストーリーも伺うことができました。

この日は、ピノキオに出てくるゼペットじいさんとKFCのカーネルサンダースを足して二で割った感じの、とっても素敵なオーナーBobさんが、お一人で切り盛りされていました。

2年ぶりにお子様が帰ってきたため、ワイナリーに通常いらっしゃる奥様不在ということで、この日はものすごく忙しかったようです。シャツの感じからも忙しかったのだろうな、という雰囲気ですが笑、お話好きで温かい眼差しからも、人とワインが大好きな方なのだろうなというのが、伝わってきました。

はぁ〜、どっこいしょっと、いう感じで、落ち着いた頃に、私たちのテーブルに一緒に腰掛け、ワインやYileena Parkの歴史についてご丁寧にお話ししてくださいました。テラス席が、気持ちよかったです。

Yileena Parkの自家製燻製プレート

こちらの絶品燻製鴨肉がワインに合い、手が止まりません。ピリ辛ソースも自家製で、これがまた美味しい♡全てこちらで、購入できます。

ちなみに、鶏肉やカンガルーの燻製肉もあります。お隣のテーブルの方がカンガルーの燻製肉を召し上がっていたので、感想を伺ったところ、ちょっとパサつきが気になるとのことでした。燻製鴨肉に関しては彼らも絶賛されていました。

ブルーチーズの燻製もいただき、デザートワインとのマリアージュも愉しみました♡

Yileena Park おすすめワイン

Yileena Park Pinot Noir 2017 AU$45

プラムやサワーチェリーの香り高いアロマと酸味がポークベリーとの相性抜群でした。オーストラリアらしい全体的に優しい印象のピノ・ノワール。コスパ良し♡

Yileena parkでは、テイスティングしたものを色々混ぜてケースで購入しました。ピノ・ノワール、カベルネはデキャンタージュして、最低でも3時間しっかり開かせてから飲むようアドバイスされました。

地元の優しさに触れられ、心あたたまるワイナリー。一度伺うと、きっとまた、オーナーに会いに訪れたくなるはず。

VIC州最古のワイナリーYering Station

Yering Stationは予約なしでテイスティング可能

泊まっていたホテル、Chateau Yeringの隣にある、様々な受賞歴で名高い大手老舗ワイナリー。団体以外の予約は受け付けていないため、唯一ウォークインで伺いました。それでも、待ち時間なしで、カウンターに向かうとすぐに案内していただけます。

お写真忘れましたが、セラーの壁のアートにも注目したいところ。自分の好みとはかけ離れたものでも、その空間デザインにうまく溶け込んでいるものは、とても素敵に見えると勉強になりました。ちなみに購入も可能です。

バラエティに富んだテイスティング

Yering Stationは、カウンターで、立ったまま注いでいただく形です。来た人から順番に並べられたワイングラスの前に立つと、スタッフが声をかけてくれます。

私たちが選んだテイスティングコースは、シングルヴィニヤードとリザーブワインの計5種。追加料金で、ミュージアムリリースのワイン2種もテイスティングできます。

今回は上のお写真の2種でした。人気のブレンド、リザーブ・シラーズ・ヴィオニエ2013年と、リザーブ・カベルネ・ソーヴィニヨン2014年。キャンベラ屈指のワイナリーClonakillaのシラーズ・ヴィオニエとはまた違い、ややインパクトは弱いのですが、上品な味わい。好みは別れそうです。

Yering Starionおすすめワイン

Yering Station Cabernet Sauvignon 2018 AU$40

デイリーワインにぴったりのワイン。数時間しっかり開かせてから飲むのもポイントです。自宅ではステーキと一緒に、最高のマリアージュを楽しみました♡

Yering Station Reserve Cabernet Sauvignon 2014 AU$130

テイスティングで気に入り、ポテンシャルの高さに期待し、購入したリザーブカベルネ。

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ぜひ一度、オーストラリアの大自然に恵まれたヤラバレーで、美味しいワインとそれらに情熱をかける人々の温かさに触れる旅で、非日常感を味わってみてはいかがでしょう。

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