【週末シドニー旅】キャンベラから行くお気に入りプラン
オーストラリアの首都、キャンベラ。
永住者にとっては意外と快適であっても、他州の方々からは地味でつまらない地域だと思われているという現状あり、2022年現在Twitterでキャンベラを検索すると「あつ森」のキャラクターが先に出てくるキャンベラですが、メルボルンとシドニーという豪華な都市の中間地点にあるというのが、自慢です♡←説明ながい
というのも、キャンベラからシドニーまでは車で3時間、飛行機で1時間程の距離であり、週末シドニーで過ごして帰ってくるなんていうことができてしまいます。
今回は、ぜひ車で移動する方におすすめしたい、キャンベラとシドニー間を繋ぐM31沿いの素敵観光スポットに加え、シドニーに行く度にチェックするおすすめリストを、最近の2泊3日の週末旅も加えつつご紹介いたします。
M31のおすすめ
キャンベラとシドニー間、約290kmを結ぶヒューム・ハイウェイ、M31の高速道路を使って車で約3時間で到着します。飛行機に乗って見逃してしまうのは勿体ない程、途中には魅力的な観光地やワイナリーが数多く存在します。
心和む可愛い村Berrima
キャンベラから車で1時間45分、シドニーとの中間地点に位置する素朴で可愛らしい、かつては町として栄えていた、今では人口813人の村、ベリマ(2021年統計局)。こんな素敵なエリア、このまま途絶えさせるのは勿体ない、と感じさせられるキャンベラ・シドニー間の貴重なオアシス。
CHECKポイント①/3
アンティーク巡り
おもちゃ箱のように物で溢れた店内に一歩足を踏み入れた途端、宝物を探すようなワクワクが止まらない、The Brown Shutter。
特に、入り口周辺の種類豊富なカゴは、インテリアやガーデニング、いけばなにカゴ素材を取り入れたいとお考えの方におすすめです。見るだけでも楽しめます。
悩んだ挙句、買わなかったレトロなパン籠。今見てもいいなぁと思う…♡
CHECKポイント②/3
おしゃれな生地屋Thread Botanica
テーブルナプキン用はもちろん、いつか子供服も作りたいと思っている私は、可愛い生地には目がない♡そんな生地好きにおすすめのお店がベリマにあります。
おばあちゃまのこてこてのキルト素材というより、ヨーロピアン風の柔らかいデザインが多いというのも私好みの魅力的な生地屋さん。お好きな柄を見つけたら、サイズを伝えてカットしてもらいましょう。素敵な生地をお探しの方は是非。
CHECKポイント③/3
Bendooley Estateでランチ
ワインと本好きに最高のワイナリーとブックカフェが融合したレストラン。
木の温もりがついつい長居したくなる居心地の良さ。平日でも念のため予約はしておきたい、常に賑わうお洒落で人気のレストランです。
ワイナリーの中心に位置するレストランを囲む緑が、とても気持ちの良いランチタイムを演出してくれます。奥のバーエリアとワイナリーのテイスティングエリアがおすすめです。好みの本とワインでラグジュアリーなひとときが味わえる場所♡
Berrimaのランチスポットとして、Josh’s Cafeもおすすめです。記事はこちらへ。
おしゃれタウンBowral
キャンベラからシドニーの中間地点 Berrimaを過ぎてすぐのところにある、Bowral。NSW州南西サザンハイランド(ズ)と呼ばれる地域の商業の中心、人口10,764人(2021年統計局)のカントリータウン。
キャンベラよりもシドニー寄りということもあってか、ワイナリーが密集するエリアといえども、やや都会的な空気が流れています。まだまだ、気になる観光地、カフェにレストランがたくさんあり、私もこれから開拓していきたい場所。
CHECKポイント①/2
Dirty Janes Bowralアンティーク
キャンベラにも展開するアンティークショップDirty Janes。お写真は、実はキャンベラ店訪問時のものですが、ボウラルも同じような雰囲気でした。様々なジャンルの商品があり、趣味の異なるカップルで行っても楽しめるかもしれません。
私ここに、どれだけでもいられます。ゆっくり過ごしたい方は、ぜひお買い物好きの友人と訪れることをおすすめします♡
CHECKポイント②/2
チーズ専門店Cheese etc.
ボウラルのお洒落なブティックが立ち並ぶハイストリートに位置します。カマンベールチーズの木箱に入れてもらったような洗練された佇まいのお洒落チーズ専門店♡
キャンディショップが目の前にありますので、お子様連れの方はそちらへも是非。
チーズをテイクアウトまた、店内でワインと一緒にイートインで提供しています。好みを伝え、クラッカーとともにチーズの盛り合わせとワインが楽しめる、大人の最高の休憩処♡グリルドチーズサンドイッチも美味しそうでした。
Mittagongでワインを
見ったごん♡行ったごん♡とまず、町の名前が気に入りました、ミタゴン。人口6,090人(2021年統計局)のサザンハイランズの玄関口。アボリジニー用語で”little mountain”という意味もあるとか。そんなミタゴンは、3つの山間、自然保護区に接しており、ハイキングトレイルを楽しめるだけでなく、冷涼な気候に適したワイン作りにも力を入れており、ワイナリーも見逃せません。
CHECKポイント①/2
数々の受賞歴誇るTERTINI WINES
国内外で評価の高いピノ・ノワールやリースリングを生み出し、イタリアのブドウ品種アルネイスも栽培するサザンハイランズの誇り高きワイナリー。最近の国内受賞歴は、Tasmanian Pinot Noir 2018が “Best Australian Pinot Noir 2019″を、その他デザートワインやカベルネもメダルを獲得しています。
テイスティングには、チーズプレートがついてきます。受賞歴のあるワインに関してもコスパの良さに驚きました。お気に入りワインをたくさん見つけ大満足。こちらはミタゴンで訪問必須のワイナリーです。
【追記】近年の豪雨の影響で不作が続き、2023年4月現在、残念ながらセラーは閉業中です。再開を願うのみ。
CHECKポイント②/2
ランチにHendriks Bar & Grill
天窓から入る明かりに暖炉と、自然と調和する素敵なインテリアの下、まったりできるバー&レストラン。テラス席もあり、夏にビールを飲みに通いたくなるような楽しい雰囲気です。
サザンハイランズに留まらず、ワインはもちろん、カクテルも豊富です。スタッフがフレンドリーで、金曜から日曜に関しては遅めのランチ時間でもオープンしているという利便性もまた良。
シドニーで観劇
旅が決まれば早めにチェック
私が、チェックするのは、オペラハウス、キャピタルシアター、シドニーリリック劇場などで開催中のオペラやミュージカル、コンサートイベント。特に、オペラハウスで開催されるものは、良い席から順にすぐに埋まってしまいます。
オペラを観に行く際は、日本の能や歌舞伎のように物語のあらすじをあらかじめ把握しておくと、すっと入ってくるように思います。私が過去にシドニーオペラハウスで観たものは、英語字幕イタリア語で行われる「トスカ」、オペラ期間ではないときにはバレエを観に行きました。
現在オペラハウスで開催中のオペラ座の怪人を観に行きたかったのですが、数週間前の時点で週末はほぼ完売でした。またキャピタルシアターでは、私もフランスで観に行ったムーラン・ルージュが開催されています。シドニーリリックでは、大好きなメリーポピンズが10月9日まで開催中。ということで、良い席も購入できたので行ってきました。
シドニーリリックのメリーポピンズ
もう、最高でした。初期の映画ファンとしては、あぁこの好きな曲省かれた、とか変わったキャラ登場、など色々思うこともありますが、とにかく楽しめます。
行く前のアドバイスは一つだけ。これだけは練習しておいていただきたいです。
Supercalifragilisticexpialidocious
日本人向けの早口発音は、
「スーパーカリ・フラジーリスティッ・イスピアーリ・ドーシャッ」
何度も練習してから行くと、会場の波にのってテンション最高潮に上がります!!これ、練習しないと、スーパーカーリ…あたりで離脱してしまい、あ〜もうっ、となって、ちょっと落ち込みます。
シドニーリリックのおすすめ席
おすすめは、2階のボックス席。舞台はもちろん、下のオーケストラ奏者の手元もしっかり見えるという意味で、ミュージカルを存分に楽しめます。ピアニスト2人の動きに、感動しました♡
今回は、セクションDBOX2の2列目、シート7,8の席が取れました。週末というわけか、嬉しいことに(?)選択肢なく、Royal Boxというチーズの盛り合わせボックスとヴーヴのシャンパンが2つセットになったチケットになっていました。
インターバルまたは、ショーの前に、2階のバーカウンターに並び、携帯に入れたチケットを見せると、両方渡していただけます。シャンパンは中に持って入るか尋ねられます。会場内でいただく際は、グラスからプラカップに入れ替えていただき、席でゆっくり愉しむことができます♬
フェリーに乗ってビーチでランチ
サーキュラーキーからマンリーへ
お天気の良い日のシドニー湾から眺めるオペラハウス、フェリーで感じるシドニーの風が最高なんです。
マンリー行きのフェリー乗り場の改札では、日本のSuicaのようなNSW州で使えるOpalカードというものを持っておくと便利ですが、なければ、ICチップ付きクレジットカードをかざして通ることもできます。
マンリーのHugos Manlyでランチ
マンリーのフェリー降り場からすぐ、ビーチ沿いのレストランHugos Manly。立地、景観、リゾート感溢れる雰囲気が観光客にとって最高のレストラン。週末は人気なので予約必須です。
風のある日はテラス席のパラソルは閉じたままですが、席に余裕があれば、日陰か日向の希望を伝えることができます。
食後は、マンリービーチをお散歩というのもいいですね。
夜の人気レストランは事前予約必須
週末の夜は特に、人気のレストランはできるだけ早めに予約が必要です。今回行った、キングスクロスにあるフレンチ、METISSEについての記事はこちら。
今夜は焼き鳥で簡単に、なんていう日も選択肢が数多くあるのもシドニーの魅力。ジブリ映画が壁に流れるサリーヒルズの焼き鳥バー、Tokyo Birdも気に入っています。当日でも時間帯によっては比較的予約が取りやすいのもポイント。
オペラハウスのライトアップ
先週末のオペラハウスは、エリザベス女王を追悼して肖像が投影されていました。
夜間のオペラハウスは、また昼間とは違った存在感があります。近くに滞在またはレストランのお食事後など機会があれば必ず足を運んでいます。
ロックスのマーケット
土曜・日曜の10時から5時までロックスのジョージストリートとプレイフェアストリートで開催される、マーケット。ハンドメイドアクセサリーやアート、民芸品などお土産も充実しており、周辺を見て歩くだけでも楽しいです。
ロックス周辺のホテルに滞在される方は特に要チェック。4時過ぎになると、片付け始める店舗も多いのでできるだけ早めに、どうぞ。
ボタニックガーデン散歩
シドニーのボタニックガーデンは、朝のお散歩に最適の場所です。訪れる度、違うイベントが開催されており、それも毎回楽しみにしています。現在は、盆栽の素敵な展示が行われていました。
こうして、美しく、エネルギー溢れるシドニーで元気をもらって、またカンガルーの待つ穏やかなキャンベラへと帰路につきました。シドニーの週末旅、ぜひ少しでも参考にしていただけることがあれば嬉しいです。
それでは素敵な週末を♬
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