【クリスマスシーズン】夏のオーストラリア一週間の献立プラン
夏のクリスマスを迎える南半球。この時期のキャンベラは、一週間いや一日で四季が巡るような朝晩の寒暖差が激しいのも特徴です。
そんなクリスマス目前のオーストラリアですが、この華やかなシーズンのテーブルアレンジメントとともに、オーストラリア駐在国際結婚夫婦の一週間の献立を公開。
ふーん、maimai宅ではこんなもの食べているのかと、さっと流し読みしていただき、ひとつでも献立のヒントになることがあれば幸いです。
献立は曖昧に固定派
一週間の献立は、固定しています。
月曜は、夫のテンションが上がるお肉。
火曜は、魚嫌いの夫の週一魚修行。
水曜は、自分にお疲れさまの和食。
木曜は、ピザまたは、ハイティーで一週間の総まとめa.k.a残り物
金曜、土日はフリー。
という、てきとーかつ、おい全然「一週間の献立」ではないじゃないか!とプンスカするのはお待ちください。そのエネルギー、年末の大掃除の方にとっておきましょう。
こんなに大雑把な献立と呼ぶなと言われそうなルーティンであっても、大体これで固定しておくと、作りたいものがないときに、さっと選択肢が絞られます。
週末は外食や夫の趣味であるBBQとなることが多いので、フリーにしていますが、もし引き続き、私があいまい献立を立てるなら、金曜・土曜はワインを楽しみたいので、イタリアン風、フレンチ風と決めてしまうのもありかと思います。そして、日曜は、月曜からの一週間に備えて、胃にも優しいほっこり鍋。など。
もちろん、予定通りいかないことも多々ありますが。金曜朝はゴミ出しの日などと決められていると、木曜日には自然と家中のゴミを集めるように、ルーティンがあると行動の前に考える時間をセーブできて、その分ストレスも軽減できます。
月曜の肉の日
優秀ローストチキン
月曜からローストチキンなんてそんな暇があるかっーと、ここでブログを去るのはお待ちください。
実はオーブンに入れて焼いている間にいろんなことができてしまい、後日余ったチキンを活用できるので、タイパもコスパも最高の隠れ時短料理なのです。日曜に焼いて、その残りを月曜になんていうのも便利です。
オーストラリアの人気料理家Nagiさんが丁寧に説明するレモンハーブのローストチキンレシピ(英語)、最高に美味しかったです。
クリスマスらしいガーリックバターローストチキンを、夏らしくレモンですっきりさせる、オーストラリアの今のシーズンにぴったりのお料理です。
ローストチキンのサイドに合わせたのは、ブロッコリーのガーリック炒めに、ヘーゼルナッツや季節のフルーツを混ぜたサラダ。そして、ガーリックブレッドです。
オレンジ香るポークラグーパスタ
オレンジとミントでアクセントをきかせたラグーは、お気に入りの地中海料理本「Sicilia」p112 から。ミシュランシェフのちょっと捻りを利かせたシチリア料理が、家庭用にできるだけシンプルに簡単に記載されています。
ストリートフードのオリーブ揚げから、アランチーニ、魚料理、週末にゆっくり作りたいパンやデザートまでと豊富にあり、私は気に入りました♡
眺めているだけでも、キッチンにあるだけで絵になる程美しく、しっかりした表紙という点も魅力です。
パスタのサイドも、同じくSicilia料理本より。p128のトマトやケイパー、オリーブ、バジルなどを使ったサマーサラダを参考にしています。そして、ガーリックブレッドを添えました。
今回使っているSTAUBのトマト型鍋は、形はもちろん、グレナディンレッドの落ち着いた色味も、大変気に入っています。おもてなしに利用すると必ず褒められるアイテムの一つです。唯一の欠点は、灰汁取りが少々厄介なことくらいです。
チキンクリームグラタン
チキンクリームグラタンの日のサイドには、ケールサラダと、ケールペーストで作るケール・サレ。とケール尽くしです。
こちらのお野菜ケーク・サレ、何度か作ってうまくいったらレシピに記載しようと思うほど、気に入りました。ピーナッツやパセリ、ケールでつくるグリーンペーストを、通常のパウンドケーキとして砂糖はほぼ入れずに作っています。
火曜の魚の日
魚介スープ、チョッピーノ
この日は、魚の日でテンションが激下がりする夫も唯一喜ぶ、魚介たっぷりCioppinoチョッピーノ。アメリカのイタリア系移民によって編み出されたサンフランシスコ発イタリア系アメリカ料理です。
通常はトマト缶を使いますが、この日はトマトのまろやかさを出すのにホールトマトで作りました。白身魚、イカ、海老、ムール貝、ピピ貝が入っています。
こちらの英語レシピを参考にしました。クラムジュースを省いても十分美味しくできました。
メインにもなる魚介スープ、チョッピーノのサイドに合わせたのは、再び登場、Sicilia本p100の、ケール、トマト、ペコリーノ・ロマーノチーズで作るパスタサラダです。こちらのケールレシピ、とっても気に入っています。
簡単タイフィッシュカレー
実は、タイ駐在中の友人から、最近お土産でいただいたイエロータイカレーキットを利用して作りました。要は、お野菜切って混ぜるだけってやつです。お魚はバラマンディを使用しました。
夫も魚を問題なく食べられるほど、美味しく仕上がりました。タイカレーのサイドには、School prawns 小エビの唐揚げ、タイ風ピーナッツサラダを合わせました。ちなみに、夫はこの小エビの唐揚げがあまり得意ではないにもかかわらず、私が好きでたまに登場させています。へへ
フィッシュ&チップス
フィッシュ&チップスは、魚が苦手でもこれだけは大好きという方も多いのでは。
この日は、フィッシュマーケットで、Blue Codを購入し、三枚おろしにしていただいたものを、さらに身を半分にカットして揚げています。
我が家は、明るい色味の軽めビール入りバッター液が好みです。フィッシュ&チップスのサイドには、もちろんフライドポテトに、トマトやきゅうりなどの夏野菜フェタチーズのサラダを合わせています。
ディップ用のタルタルソースもお忘れなく。
水曜の和食の日
ほっこり鶏鍋
12月でも夜は寒〜いキャンベラ、和食となれば、お鍋でしょう♡ この日は鶏鍋。
と、いいながら、隠れた目的は、冷蔵庫の整理です。冷蔵庫に中途半端に残っているお野菜を全てポーンと入れ込みました。ネギ、パプリカ、パクチーなどなど。
前日の小エビの唐揚げは、フライパンでカリッとさせて提供。胡椒を多めに塗すと、夫もこの日は”意外といいかも”という反応でした。
サラダも、アジアンつながりで、前日のピーナッツサラダをここで堂々と登場させています。
こういった日本のお鍋も、鶏肉たっぷりだと喜んでくれるアメリカ人夫、助かります。
和食創作の練習
ちょっとまじめに料理レシピ制作に取り組んでいる風に見せながら、この日は余ったステーキを薄切りにして、しゃぶしゃぶにリメイクするという、要は「週末の残り」です。
余ったステーキの薄切りを出汁しゃぶにリメイクは、夫に大好評でした。
温めた茅乃舎のお出汁に、市販のしゃぶしゃぶのたれを追加して、お肉をさっと再び柔らかくなる程度に火に通しただけで、できあがり。ネギも追加しています。
和風出汁で作るきのこのチーズリゾットや、同じく和風出汁でつくる茶碗蒸しと、お出汁を使い回した夕食でもあります。
ちなみに、夫は茶碗蒸しが大好きです。茶碗蒸しは、意外と海外の友人にも人気の和食です。
私は、三つ葉の代わりに度々パクチーを載せますが、出す相手がパクチーが好きかわからない場合は、避けるのが無難です。何かの調査記事で拝見したところ、パクチー嫌いの方にとっては、石鹸の香りがするんだそうです。
木曜のピザ/ ハイティーの日
週も後半になると、主婦業も店仕舞いの準備に入ります。おい
冷凍庫保存の食材や冷蔵庫の余り物を使って、アフタヌーンティースタンドに載せて、楽しんでいます。和風に、お重にお弁当のようにして、少しずつ並べるのも素敵だと思います。
量は少ないけれど、いろ〜んなものが残っているときに大変便利な提供法です♡っと
ちなみに、ピザとなる日は、余力があれば手作りしますが、最近はほぼデリバリーピザです!
金曜、土日は閉店中
申し訳ございませんが、金曜から週末は、maimaiは閉店しております。またのご来店をお待ちしております。
以上、クリスマスシーズンのテーブルで華やかさを出しつつ、現実はこんな感じですという我が家のオーストラリアの食卓でした。
それでは皆様、美味しい食卓でハッピーな日々を。素敵なクリスマスをお過ごしください。
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