【秋の海鮮献立】アメリカ人夫も歓喜!オーストラリアで作る鮪のタルタルレシピ
朝は氷点下にまで達する晩秋のキャンベラ。色鮮やかな木々の葉はすっかり散り落ち、黄色の絨毯が広がっています。
そんなキャンベラで、この時期楽しみたいのは、NSW州から運ばれてくる豊富な海鮮類。
今回は、最近の我が家の魚の日で好評だった食卓をご紹介。
魚の日となるとテンション激下がりする夫も喜ぶ、鮪のタルタルやカラマリの調理法も交え、週末おうちごはんや、おもてなしのヒントにしていただけることが一つでもあれば幸いです。
ここで、倫理・宗教的等の理由で魚を全く食べないという方以外のみなさんへ質問っ。
⚠️ちなみに、現在、私のブログの閲覧者の多くは日本から、その後に、オーストラリア、アメリカ、カナダ、シンガポール、イギリス…と続きます。
豪州の晩秋に食べたい海鮮類
5月のオーストラリア、この時期の私のイチオシは、Greenlip Abalone ウスヒラアワビのバターソテーや、Sea Mullet ボラからとれるBottarga カラスミで作るパスタ、Yellowfin Tuna キハダマグロに、Calamari アオリイカ属、Octopus タコや、種類豊富な Prawn エビ♡
おーい、偉そうに魚取り入れていると言うわりに、大して栄養価のあるものないじゃない、と思われた方へ。
ちなみに、このほか日本でも馴染みのある、Eel うなぎや、Yellowfin Bream タイ科、Flathead マゴチ、Sea Perch フエダイ科の魚もシドニーやキャンベラのフィッシュマーケットに並びます。
そして、今週の魚の日に私が選んだのは、刺身用のキハダマグロと、カラマリ。
マグロの一番好きな食べ方
好きな調理スタイル
自宅では、お刺身にすると、あまり喜ばれない比較的あっさりしたキハダマグロも、タルタルにすると、喜ばれます。
私が作るのは、日本でよく見るアボカドやマヨネーズと合わせるスタイルではなく、海外のレストランで提供される酸味の利いたスタイル。
そして、バゲットではなく、揚げたてポテトチップスと合わせます。
でも実は、夫はこのサクサクのチップスが好きなんじゃないかとも、疑っている。
マグロを買う時の注意点
刺身グレードのものは、Sashimi、または Freshと記載されています。初めて行くフィッシュマーケットで、心配であれば、刺身で食べて大丈夫か確認すると安心です。
日本で鮪の刺身や握りを食べて育った人であれば、”美味しくなさそう”という直感は信用できるものが多い気がしますが、私は特に流れ出るドリップの量を見ています。
旨味が流れ出て、乾燥しがちなものは避け、できるだけドリップが少なく、水分を含んだサクを選び、家で調理する際は、自分の鼻で、万が一鼻が詰まっていたら、他人の鼻で確認しましょう。
キャンベラでは、Fyshwick Fresh Food Marketsやその周辺にフィッシュマーケットが3店舗、また離れた場所にも品揃えのいいフィッシュマーケットが見つかります。
ちなみに、写真にあるのは、160g程のイエローフィンツナで、AU$7以下でした。
マグロのタルタルレシピ
一番のポイントは、生姜。生姜とレモンが利いた鮪のタルタルは、さっぱりして食べやすく、周りの評判も良いのです。
材料
・刺身用の鮪 160g程
・★サラダ油 大さじ2
・★すりおろし生姜 小さじ1
・★醤油 小さじ1
・★白胡麻 小さじ1
・★レモン果汁 大さじ1
・★ハラペーニョピクルス スライス3枚程みじん切り
・★刻みパクチーまたはネギ 大さじ1
・塩胡椒 適量
・お好みでわさびを少量
★の材料を全て合わせて、刻んだ鮪と合わせて、最後に塩胡椒で味を調整、甘酸っぱいハラペーニョの辛味を壊さない程度に、辛味を追加したい場合にお好みでわさびを加えても美味しい。
サラダ油は太白ごま油など、香りの少ない油で代用可能。
彩りのために、最後は、器に盛ったあと、刻みプチトマトの赤、ネギまたはパクチーの緑を追加すると華やかです。
サクサクチップスの作り方
スライサーで薄くしたじゃがいもを、浸る程度の油を使って、大きめのフライパンで中強火で素揚げしています。
縁の方から焼けていく、ということを意識して、若干クルンと曲がってきたなと思ったら、裏返します。
最後は、箸の先に神経を集中させてから、チップスの中心部を菜箸で突いて、硬いなと思った時点で、取り出します。(中心が硬くなる前に縁が焦げていく場合は、油の温度が高すぎるので、火を調整します。)
取り出したら、温かいうちに、塩を塗しておきます。
中サイズのじゃがいも1個で、焼きながら「止まらない〜」と言いながら味見した分を入れても、4人分程の量ができるので、残ったチップスは、ジップロックに入れて、冷凍庫で保管。取り出してすぐ食べられるくらい、常にサックサクです。おもてなしのときも、前日に揚げて冷凍庫保存しておくと便利です。
くっつかないフライパンは、CTXシリーズのSCANPAN スキャンパンを長年愛用。海外で作りたいお好み焼きの際にも重宝しています。
実はメインはカラマリ
人気シェフのこだわりポイント
ここまできて言うのもなんですが、献立のメインはカラマリ。
今回のカラマリの美味しいポイント、セージと、ケイパーを先に油で揚げ、添えています。
こちらのアイディアは、シェフBen Tish氏のお気に入り地中海料理本、「Sicilia」p58から。
キッチンに置いて、表紙を眺めているだけでも幸せな気分に浸れます。←目的違う
最近では、こちらの本から、旬のカリフラワーを丸ごと使う、Impanata Catanese インパナータ・カタネーゼというピザパンも作りました♡
カゴが大好きな私、下のこうした形もすごくオシャレで、レモンやパンなどを詰めてキッチンにあると素敵♡
サラダはなにを合わせる?
秋を意識して、ついでに揚げた蓮根を添えていますが、アジアンストアで購入できる冷凍蓮根です。
揚げ物の日は、さっぱりサラダを合わせたいので、ドレッシングは、確か、白ワインビネガーとオリーブオイルを、1:3ほどで合わせ、レモン果汁、ガーリック、ディジョンマスタードを少量加え、塩胡椒で調整しました。←料理も説明もテキトーやめなさい。
以上、今週の魚の日、報告でした♡
美味しい食卓で、心も体もハッピーに、今日も素敵な一日を。
▶️オーストラリアの魚でも作りたいアクアパッツアレシピ記事はこちら
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レストランメニュー見ているようだよ…目だけで美味しい…。ホームメイドポテトチップスのサクサクザクザク食感今にも聞こえてくるよ笑レンコン、今までどうしようか思ってたけどmaimai も買ってるなら、私も買ってみようと思えたよ。本当毎回素晴らしい、お料理達人だね♡
Sakuraちゃん、ありがとう♡♡手作りチップス、薄くて軽くて、サクサクだから本当に止まらない笑。冷凍レンコンだと、どうしてもシャッキっと食感はなくなるから、薄切りにスライスして調理するのが良いかも。アジアンストアの冷蔵で売ってる水煮のレンコンは、お酢の主張が強すぎて美味しくないものがあったから、要注意だよー♬