【Bukhara】ニューデリーITC Mauryaホテルの人気レストランでPAPADにハマる

ブッカラ
NEW DELHI

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インド上陸後、外食で初めて連れて行ってもらったレストラン。ニューデリーの五つ星ホテル、ITC Mauryaホテルにある、Bukhara。ブッカラと呼ばれる人気の北インド料理レストランです。

クラクション鳴り響き、テトリスゲームのように、空いた隙間を見つけては、車線を越え徐々に前進するインドの激しい道路を抜け、やっと到着したホテルでは、ピシッときめたセキュリティが車のトランクチェック、何人ものこれまたオシャレなポーターたちに出迎えられながら、ホテル入り。すでに数メートル先の街中とは別世界。

見たこともない絢爛たる天井画に囲まれたホテルロビーを通り過ぎ、左手の通路に進むとBukharaへ。

これまでに訪れた各国の政財界の重鎮たちの写真や、賞状やメダルなどが壁に飾られた店内入り口は、ワシントンDCの人気レストランを思い起こします。

観光客や大切な人を連れて行くのにぴったりのニューデリーのレストラン、ブッカラの世界と、そこで初めて食べたPAPADをご紹介。インド料理にご興味ある方にも楽しんでいただけますと幸いです。

予約なしでも当日枠あり

ITC MAURYAホテル

12月某日ディナーに予約なしで行ってみました。

というのは、電話をしたところ二週間先まで予約でいっぱいだったから。

ただ、夜7時半から、当日枠で順番待ちを受け付けており、7時半に来てくださいと言われました。

7時半すぎに到着したところ、当日枠ですでに3番目。

ブッカラ

ただ、ブッカラのバーで、カクテルを注文し、鬼太郎柄の椅子に座って、ライチマティーニを一杯飲み終わる前に、席に案内されました。

ただ、30分以上待たされることもあるそうなので、早めのご予約をお勧めします。ホテルHPからご予約可能。

Bukhara
  • 場所:ITC MAURYA, Sardar Patel Marg, Akhaura Block, Diplomatic Enclave, Chanakyapuri, New Delhi, Delhi 110021
  • 営業時間:毎日 12:30am-2:45pm/ 7pm-11:45pm
  • 電話番号:011 2611 2233
  • ホテルHP:こちら

ブッカラのコースメニュー

ブッカラ

それでは、早速ブッカラのお料理紹介へ。

アラカルトと、セットメニューあり。セットメニューは、Fixed Menu A、Bの二種類に加え、ベジタリアンメニューが用意されています。

今回、私たちが注文したのは、人気のSikandari Raan(マリネしたラムレッグのロースト)が提供される、Fixed Menu A

一品一品丁寧に説明しようかと思いましたが、全部見た目が似ていて、どれがどれだかわからなくなったので、おい

まとめてご紹介っ♡

最初に、PAPADが提供されました。塩味の利いたパリパリ薄型お煎餅のようで、こちらが止まらないのです。詳しくは後半にて。

それから、アメリカのポテトかっていうくらい、どんなインド料理にも添えられる赤玉ねぎも、もちろん登場。

その後は、Tandoori Aloo(窯焼きポテト)、Panner Tikka(木綿豆腐のようなインドのカッテージチーズ)、Tandoori Phool(窯焼きカリフラワー)。

ブッカラのタンドゥーリ・アルーのジャガイモは、中をくり抜き、マッシュしたものをレーズン、カシューナッツ、グリーンチリ、パクチーとあえ戻して、BBQしています。普段ローテーションしているポテト料理の変化球となるアイディア。

ブッカラ

さらに、

Tandoori Jhinga(窯焼きエビ)、Machli Tikka(窯焼き切り身魚)、Seekh Kabab(ラム挽肉の炭火焼き)と続きます。

このシークケバブというのは、インドのどこで食べてもすごく美味しく、お気に入り。大体はラムが使われる挽肉のケバブのことです。

ブッカラのものは、ラム挽肉に、クミン、サフラン、生姜、グリーンチリ、パクチーを合わせて、つくね状に串刺しにしBBQしています。これはおうちでも再現したいっ。

ブッカラ

Murgh Malai Kabab(クリーム漬けチキンの窯焼き)、Sikandari Raan(ローストラムレッグ)、そして、Mixed Raita(生野菜のヨーグルトあえ)が登場。

夫と私の一番のお気に入りとなったのは、このムルグマライケバブ。チキンがとっても柔らかく、適度にジューシーで、チーズやスパイスの豊かな風味が絶妙でした。

ブッカラのムルグマライケバブは、骨なしチキンに、クリームチーズ、モルトビネガー、グリーンチリ、パクチーでマリネし、窯焼きしています。万人受けしそうなお味に、BBQで出すと喜ばれそうなので、必ず再現したい一品!

フライドポテトのディップとして、マヨネーズに極少量のモルトビネガーを合わせるのがお気に入り♡

団体で訪れると「おぉ〜」と歓声が上がるブッカラの巨大なナンも、カップルだと、こんな感じで提供されます。インドのナンは、日本風フワフワのナンとは違い、大体はもっと薄く、「ナンだけでも食べていたい♡」とはならないのが、これまで出会ったインドのナン。

さて、ここで、ブッカラの名物、Dal Bukhara(ダルカレー)の登場です。

ダルというのは、レンティル(レンズ豆)のこと。それを使ったカレーは、インドカレーの中で一番好きです…という私の好みは置いておき、

ブッカラのダルカレーは、黒レンズ豆を使い、トマト、生姜、ニンニクで一晩煮込み、生クリーム、バターを加えた、濃厚でクリーミーなダルカレーです。

ダルブッカラという名だけあり、他のレストランのダルカレーとは、一味違うという印象を受けました。

庶民的な私の好みで言うと、我が家のお手伝いさんエルのレッドレンティルで作るあっさりスパイシーな家庭的でやさしい味のダルカレーが好きだー。←帰ってください

インドでは、右手で食べる慣習があるため、手洗いボウルも登場。ただ、私たちのような外国人には、フォークやナイフが提供されました。

デザートは、スタッフのおすすめだという、Rasmalai(インドのカッテージチーズボールの甘いミルクソース添え)と、Kulfi(ミルク氷菓子)をオーダー。

こちらどちらも、インド歴一週間の私には、正直、難易度高めでした。甘くて一口食べきるのがやっとでしたが、甘党の方には美味しい、インドでも人気のデザートだそうです。

私の様子を見兼ねて、ご親切にも、もう一品、これは甘さ控えめだから気にいると思うと提供してくださったのが、Phirni(クリーミーなインドのプリン)。

これがまた….

もう、私、インドのデザート食べる資格ないんだと思います。

甘いもの、結構好きだと思って何十年も生きてきたんですけど、

インドに来て、甘味レベルの違いを思い知らされ、実は甘いものそんなに好きでないのかもと思い始めた記念すべき夜となりました。

インドのキッチンには、オシャレで美味しい大人気のこちらの一冊置いています♡

パパドゥとは

そうそう、今回、ご紹介したかったのは、席に案内されるまでの待ち時間にカクテルと共に提供された、PAPAD!!PAPADAMとも呼ばれる、塩味の利いた薄いパリパリお煎餅のようなもの。

パパドゥ

主にウラド豆粉やひよこ豆粉、米粉から作られ、クミンや塩、スパイスが加えられています。

生地は薄く伸ばされ、乾燥させた状態で、マーケットなどで販売されています。地域によっても材料やスパイスは異なるようです。

パパドゥ

INAマーケットで購入した、Chana(ひよこ豆)のガーリックパパドゥ。今一番のお気に入り。

おうちに遊びに来た日本人のお友達にも大変喜ばれ、日本へのお土産にもいいねっと素敵なアイディアもいただきました♡

お酒のお供スナックとしてはもちろん、インド人は、前菜や、水分少なめのカレーのサイドにも合わせるのだとか。

他にもいろんな風味を試してみたくなるPAPAD、今後も注目していきたいインドの大好きな食べ物!!

PAPADの発音

パパドゥ

ちなみに、ニューデリー在住インド人に、パパドと言っても通じませんが、パァ〜パァアアッ(ドッ)、と言うと通じることが多いです。

PAPADの美味しい食べ方

パパドゥ

常温保存で売られているパパドゥ。食べ方は、三通り。直火で炙る、フライパンで焼く、レンジ(またはオーブン)で焼く。

今回は、私がお勧めする、簡単な直火焼きフライパンで焼く方法をご紹介。

より美味しいのは、フライパン、時短でヘルシーなのは直火。日本在住で、レンジをお持ちの方は、レンジを使う方法が最も簡単でヘルシーかもしれません。

パパドゥ

フライパンに、浸る程度に薄く油を温め、両面に軽く焼き色がつくまで揚げます。

この揚げる方法が、一番美味しく、気に入っています。

直火でカリっとするまで焼いてください。ただ、焦げやすいので、目を離さずに、適度に裏返すのをお忘れなく。

油を使わないので、あっさり、ヘルシー。こちらの方法もかなり気に入っています。実は、ほとんどこちらの方法で焼いて食べています。

ぜひ、簡単美味しいインドのお煎餅、PAPADを日本へのお土産やスナックに楽しんでみてください。そんな素敵なスナックを教えてくれた、大切な友人をぜひ連れて再訪したいブッカラにも感謝。インド料理が気になる皆様にも愉しんでいただけますことを願っています。

それでは、今日も美味しい料理でハッピーな日々を。

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