【タスマニア旅行2023】絶景と美食を満喫!おすすめドライブ観光とプラン編
大自然のドキュメンタリー映画の舞台に立ち入ったかのような壮大な景色のなかで、口に含んだ瞬間、クリーミーな生牡蠣がワインの旨味とのハーモニーを奏でる至福のひととき。
タスマニアはまさにそんな贅沢が叶う場所。
そして、ここで出会えるのは、他ではなかなか見られない、巨大な岩山や海辺を彩る美しいキャストたち。
鮮やかな黄色のドレスを纏い、美声を発する鳥、グリーンロゼラ。ブルーニー島の舞台からエレガントに降りてくる野生のアザラシ。子犬のように愛くるしいにも関わらず、闇の魔術師のような奇妙な声の主、タスマニアデビル。脱走術の喜劇を観ているような動きが滑稽なリトルペンギン。スイスイ泳ぐスリッパのような野生のカモノハシ。
そこには自然の演出家が織りなすドラマが展開され、心揺さぶる感動が待っています。
2023年6月、キャンベラから飛行機でタスマニアへ向かい、約一週間レンタカーで一周した実際の旅行体験を基に、今回は、タスマニアのドライブコースと旅の計画編をご紹介いたします。
タスマニアの大自然が紡ぐ感動に身を委ね、本物の冒険と体験を味わう旅。
そんなタスマニアの旅の主人公になった気分で、皆様にも楽しんでいただけますように。また、今後のタスマニア旅行の参考になることが一つでもあれば幸いです。
タスマニアの見どころ
タスマニア旅行プラン
見どころがありすぎて、一週間で全て回るのは困難。
ということで、観光地でも気になるところをまずは全てリストアップしてから厳選することにしました。
レンタカーでのGPSは、☑️iPhoneの方はCarPlayで表示するのが便利です。でなければ、レンタカーに取り付ける携帯ホルダーやマグネットの持参をお忘れなく。山道は圏外も多いので、Wifiのあるところで☑️オフラインマップをダウンロードしておきましょう。
タスマニアで行きたい観光地
(北東から時計回りに)
・Bay of Fires: 美しい砂浜とオレンジ色のライケン(地衣類)に覆われた岩場ベイ・オブ・ファイアの壮大な景観。
・Bicheno: リトルペンギンのツアーや、新鮮なロブスターのお店。
・Freycinet National Park: ワイングラスベイの絶景とハイキングスポット。
・MONA: 現代アートとタスマニアの自然が融合した世界的にも有名な美術館。
・Hobart: タスマニアの州都。大人気サラマンカマーケットやお洒落な食事が楽しめる港町。
・Port Arthur (世界遺産): 30以上もの建物や遺跡、庭園が点在する刑務所跡地。過酷な歴史と美しい景観が交差する世界遺産。
・Bruny Island: 絶景クルーズに、オイスターやチーズなど美食体験が楽しめる自然とグルメの島。
・Mount Field National Park: 壮大な滝と美しい森林が広がるハイキングスポット。
・Strahan: クルーズと美しい海岸線の小さな港町。
・Cradle Mountain(世界遺産): 雄大な山々と美しい湖の絶景ハイキングスポット。
・Stanley: 風光明媚でどこか懐かしい雰囲気と巨岩「ザ・ナット」が有名。
魔女の宅急便の舞台と噂の場所は、Rossの街にあります。ただ、ジブリファンの私は、舞台はスウェーデン説が最も有力だと思うのでリストに入れませんでした。
こちらの本を参考にしました。
こちらの記事も大変参考になりました。▶️https://travellemming.com/tasmania-road-trip-itinerary/
6月のタスマニアの気候
初冬のタスマニア、コートや手袋などの防寒具は必須です。それでもホバートに関しては、キャンベラよりも若干気温が高く過ごしやすかったです。夜間は10℃以下になることを想定しておく必要あり。
6月も後半になると、私たちが旅したルートでは、クレイドルマウンテンは最低気温0℃となることも。雪が少し積もっている場所もちらほら。車道は、除雪されていたのと、クレイドルマウンテンのハイキングコースは、シャトルバスで移動になるため特に運転で困ることはありませんでした。
タスマニアロードトリップ
キャンベラからホバートまでは飛行機で直行便が出ています。飛行機チケットを購入した際に、一緒にレンタカーも予約しました。レンタカー会社は空港に何件もあり、空港到着後すぐにレンタカーに乗って移動ができて、便利でした。
→地図左上のアイコンをクリックすると、詳細、宿泊先もご覧になれます。
合計7泊8日の旅。
リストから、最も気になる順に、クレイドルマウンテン、ブルーニー島のオイスター、フレシネ、ポート・アーサー、土曜のサラマンカマーケット(ホバート)と絞りました。
そこから、行けるところを追加していき、結局こんなかんじで上の地図①から⑧の順で回りました。
Day1 ホバート
【移動時間】飛行機で1時間半(キャンベラ⇨ホバート午後着)、車で16分(空港⇨ホテル)
【宿泊場所】ホバート The Tasman, a luxury collection Hotel
【観光】たまたまDark Mofo(ダーク・モフォ)開催中にてホバートの港街散策
【夕食】Drunken Admiral ←お子様連れにおすすめかも
夕食後に行ったThe Tasman Hotelのバー”Mary Mary“がよかった♡
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Day2 ブルーニーアイランド
【移動時間】車で30分(ホテル⇨Ketteringフェリー乗り場)、フェリーで20分(Kettering⇨Bruny Island)
【宿泊場所】ブルーニーアイランド 43 Degrees Bruny Island
【観光】The Neck Game Reserve Lookout、Bruny Island Cruisesの3時間クルーズ、Get Shuckedのオイスター、Cheese Companyのチーズ
【夕食】サンセットが美しいHotel Bruny
↑Hotel Brunyでは生牡蠣は切らしていたが、シーフードチャウダーは美味しかった。
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Day3 ポートアーサー、フレシネ
【移動時間】フェリーで20分(Bruny Island⇨Kettering)、車で1時間50分(フェリー降り場⇨ポートアーサー)、車で3〜4時間(ポートアーサー⇨フレシネ 夕方着)
【宿泊場所】フレシネ Freycinet Lodge
【観光】ポートアーサー(40分のガイドツアーとクルーズを含め計3時間半滞在)、ラベンダーカフェ、Tasmanian Devil Unzoo
【夕食】ホテル内レストラン
ポートアーサーからフレシネまでは直線距離で3時間。ただ、雨季は4WD以外は危険かも。私達はハラハラしながら砂利道や水たまりをなんとか通りました。国道通って4時間で行くルートが安心です。
Day4 フレシネ、ビチェノ
【移動時間】車で数分(ホテル⇨ワイングラスベイ、ハネムーンベイ)、車で35分(ワイングラスベイ⇨ビチェノ)、車で35分(ビチェノ⇨ホテル)
【宿泊場所】フレシネ Freycinet Lodge
【観光】Honeymoon Bay、Wineglass Bayでハイキング、ビチェノのリトルペンギンナイトツアー
【夕食】ビチェノのLobster Shuckで新鮮ロブスター
Day5 ラトローブ、クレイドルマウンテン
【移動時間】車で3時間(フレシネ⇨ラトローブ)、車で1時間10分(ラトローブ⇨クレイドルマウンテン)
【宿泊場所】クレイドルマウンテン Peppers Cradle Mountain Lodge
【観光】Freycinet Marine Farmで絶品ムール貝とオイスター、Tasmanian Arboretum
【夕食】ホテル内レストラン
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“Platypus Capital of the World”と言われるラトローブからすぐの植物園Tasmanian Arboretumでついに念願の野生のカモノハシを発見っ!!!
Day6 クレイドルマウンテン
【移動時間】車で片道5分(ホテル⇔クレイドルマウンテンビジターセンター)、車で片道数分(ホテル⇔Devils@Cradle)、ビジターセンターから湖までは周遊シャトルバス利用
【宿泊場所】クレイドルマウンテン Peppers Cradle Mountain Lodge
【観光】ハイキング、Devils@Cradleでタスマニアデビルの餌付けナイトツアー
【夕食】ホテル内レストラン
Day7 ホバート
【移動時間】車で4時間(クレイドルマウンテン⇨ホバート)
【宿泊場所】ホバート The Tasman, a luxury collection Hotel
【観光】サラマンカマーケット、The Salamanca Whisky Barのタスマニア産ウイスキー
【夕食】Landscape Restaurant & Grill
↑一番期待していたメインの和牛ステーキを切らしていて食べられなかったのが残念!
余力があればこの日、ホバートを一望できるMount Wellingtonにも行きたかった。
Day8 ホバート
【移動時間】フェリーで片道25分(Brooke Street Pier⇔MONA)、車で16分(ホテル⇨空港)
【観光】MONAミュージアム、Pearl + COでタスマニア産ウニのせオイスター
MONAには2時間滞在し、大満足。
午後の便でホバートからキャンベラへ。
以上、タスマニア旅行の概要でした。旅行計画の参考にしていただけることがあれば幸いです。
あと一日あったら、Mount Field National Parkに一泊して、滝を見に行っていると思います。それでも一週間、大大大満足のタスマニア旅行でしたっ♡
それでは、皆様、素敵な旅で心豊かなひとときを。
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